新たな食材!?

上気多の藤園に行って来ました。

高貴な薄紫色の花からは甘い香りが立ち込め
訪れる人を虜にしています。

DSC05337.JPG

この藤園は 駅前でおいしい飛騨牛ステーキが好評の「まえだ食堂」さん所有。
お忙しい日々の仕事の傍ら、
枝の剪定や棚の修繕など ご主人が自ら手入れしていらっしゃいます。

何でも先代のお父様が趣味で始めたのだそうで
お亡くなりになった後 育てるかどうか大変迷われたそうですが
亡きお父様への感謝と 毎年楽しみにしてくださる大勢の方々の為に
遺志を受け継ぎ こうして毎年美しい花を咲かせていらっしゃいます。

園内には 幹が2.5メートルもある樹齢150年の古木を始め 
高台に広がる3000平方メートルの藤棚いっぱいにつるが広がっています。

藤は愛でるだけでなく 大変な効能があることをご存知ですか?

藤の成分には、ポリフェノールが含まれ、
花粉症、動脈硬化、糖尿病、メタボリックシンドロームなど、
現代の生活習慣病の改善や体質改善に有効な働きをするのだそうです。

ちなみに
つる:食物繊維が大量に含まれている。
   69.8g/100gポリフェノールとともに攪拌した粉をクッキーやせんべいにする。

若芽:ゆでて和え物や炒め物

花:湯がいて三杯酢や天ぷら、塩漬けして「花茶」に用いる。

種子:ポリフェノールが含まれ、以前は食用にしていたが、
   花後に剪定すると、実がならないので、現在では入手が困難になりつつある。
   江戸時代には貴重な糖質として重宝された。

との記述がありました。

てんぷらや花茶はぜひ試してみたいと思います。


Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です