くどいようですが明日は古川祭りです

明日の『古川祭り』に向けて
簡単におさらいをしましょう。

まずは古川の屋台。
神輿行列で露払いの役割を持っています。

明治時代までは実際に屋台が行列の先導をしていたのですが
大変な労力が必要なことから 現在では各屋台組の旗がその代わりとして先頭を歩きます。

屋台は東西南北の文化融合の結晶といわれるように
江戸からもたらされた屋台が 飛騨の匠の技によって高められ
京のからくり人形が加わり
さらに塗師の技術や 京都の金具 織物が用いられ 飛騨独自のものとなります。

明日午前6時30分 神楽台の使いが2匹の獅子を引きつれ  
気多若宮神社へ屋台に乗せる御霊の分霊を受け取りに出向くことから始まります。

天気が少々心配ではありますが 
朝から夕刻までの屋台曳き
お神輿の御巡幸、
そして19日は古川祭り=裸祭りと云われる由縁の“起し太鼓”
夜9時半の打ち出しです。

屋台は少しの雨でも蔵で待機になってしまい 祭り気分も台無しになってしまうのですが
夜の起こし太鼓だけは 雨が降っても雪が降っても執り行われますので 
皆様を決してがっかりさせることはございません。

是非見ていただきたいポイントは
午前9時から気多若宮神社での神事に伴う闘鶏楽と獅子舞、
神楽台の露払いとなる獅子舞
そして 何といっても打ち出しの乱れ打ちと
裸男たちの『若松様』の大合唱。

当日は大勢のお客様をお迎えするので
私たちはとても祭りをのんびり見に行くような状況にはないのですが
舞姫の大役を果たす長女のお供!?として神社に出向かなくてならず
少し心苦しい思いです。

とはいえ こんなことでもなければ 神社での神事を見る機会もないので
しっかりと ブログの為に取材をしてきたいと思います

近郊(日帰り圏内)の方で、まだご覧になられたことのない方
是非ともお越し下さい。


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