こんなかわいいお菓子をいただきました。
かわいいコロッコロのお菓子。
香川県の郷土菓子で400年以上も歴史のあるお菓子だそうです。
始まりは 讃岐の国、丸亀城のお殿様の婚礼だとか。
以来今日でも婚儀には欠かせない嫁入り道具の一つになっており
ご近所に配られたり 披露宴の引き出物としても使われています。
このお菓子「おいり」をもって他家へ嫁ぐことは
「家族の一員となって 心を丸くもち、まめまめしく働きます」
という意味も込められているとか。
その土地土地ではぐくまれた郷土の味や伝統、習慣、素敵なものがたくさんありますね。
ここで 飛騨の変わっている!!といわれる習慣を一つご紹介します。
飛騨は酒処、何においてもお酒は欠かせません。
たとえば おめでたいことがあるとお祝儀+酒2升、
ご法事にうかがう際はご仏前+酒2升、
新築祝いといえば酒2升
お中元、お歳暮も酒2升
何かにつけてのお礼も酒2升
変わったところでは火事の近火見舞いも酒2升
などと お酒が飛び回ります。
ちなみに 古川には2軒の造り酒屋がございますが
祝事には白真弓(包装紙が朱色なので)
仏事には蓬莱(包装紙が紫なので)などという暗黙の了解もあり
何でも 古川に転勤になった方は必ずこの習慣の引継ぎがあるとか。
皆様の郷里にも その土地ならではのちょっと変わった習慣がありますか?