飛騨市ふしぎ発見

今日は南吉城旅館料理業組合の寄り合いがありました。

今回は『新しい飛騨市を発見しよう』という取り組みで

ハード面 ソフト面に分けて 色々な意見を出し合いました。

 

飛騨は4つの町村が合併して市になったのですが

それぞれの町に受け継がれた伝統や風土があり

大変興味深いと 改めて思いました。

 

例えば古川町、

古い町並みや瀬戸川の鯉、和ろうそく 古川祭りに造り酒屋。。。

ガイドブックに乗っているのは このあたりで

住民が大切に守っている『秋葉様』や(各町内の屋台蔵近くに祭られている火の神様)

大工の棟梁のトレードマークである『雲』(軒下の腕木)を見て歩くだけでも 

町民の心意気が伝わり 見るもの全てに歴史や文化を感じていただけます。

 

また 河合、宮川町には天生県立自然公園や種蔵棚田をはじめとする

日本の原風景が広がり 自然の恵みを肌で感じることができる場所。

 

そして何より 今回再発見で興味深いのが神岡町。

この昭和の風景を今に残すこの町には細い路地がいくつもあり 

どこに通じるのかわからないちょっとした探検気分を味わうことができる町並みや 

山からの湧き水をひているいくつもの水屋、 

また 神岡鉱山が全盛期 この小さな街の人口が3万人にも膨れ上がったころ

建てられたであろうアクロバットのような建造物 、

そんな時代が見え隠れする町なのです。

そのほかにも スーパーカミオカンデや 神岡鉄道を利用したレイルマウンテン、

決してB級とはいえない「とんちゃん」などなど 知られざる魅力の宝庫です。

 

何度も当館にお越しいただくお客様には 「行くところもないですよね~」などと

思わず言っておりましたが ナンノナンノ 

2~3日では時間が足りない はかりしえない飛騨市の宝がまだまだ眠っています。

掘り起こされたままにしてあるものに さらに磨きをかけ 

たくさんの方にご覧頂き 飛騨を知っていただきたい 

そんな気持ちで一杯になりました。

 


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