『The百年宿』 創業100年以上の宿ばかりを集めた本に 載せていただきました。
宿泊文化の歴史は古く その始まりは奈良時代までさかのぼると言われています。 その頃は全国各地から平城京へ向かう 僧侶たちの休憩所としての営みが 宿泊所に端を発するようです。
今日のような形態が取られるようになったのは江戸時代で
素泊まりの宿を「木賃宿(きちんやど)」
食事付きを「旅籠(はたご)」といって
街道筋に軒を連ねるようになりました。
ここ飛騨古川は富山から長野へ向かう街道筋。 昔は旅人というより行商の方が多く ご宿泊いただいたと聞いています。
招月楼は明治38年の木造建築。 多くの人が往来していた当時の姿に思いを馳せながら 古川での休日をお過ごしいただくのは いかがでしょうか。