飛騨の朝はどんよりと曇り空で 霧が立ちこめていることがしばしばです。 お客様は不安げに「今日は雨なのかしら」とお聞きになりますが こんな日は決まって晴天。 10時頃、遅いときは昼近くになることもありますが、 ほぼ確実に陽の光が盆地に溢れます。 朝霧が晴天の印であることは飛騨人の自然な感覚。 そして、夏から初冬にかけては、
朝から晴天ということが少ないことも常識。 標高430mの古川盆地から登ること1000m。 さすがに1000mを越すと霧の上に出ることが出き、 すり鉢の底にいては想像することができないような
素晴らしい光景が拡がっています。 山国飛騨に出現する霧の海です。 車で40分の猪伏山(いぶしやま)《標高1500m》
車で30分の安望山(あんぼうざん)《標高1000m》いずれも
山頂付近まで車で行くことができます。
この時期の日の出は5時30分、
この時間に行くと まさに絶景です。 一度 皆様をお連れしたいと思っています。
(写真は昨年登った時のものです)