春の味♪ ホタルイカ編

富山湾に春を告げるホタルイカ漁が1日解禁となり
水揚げが始まっています。

ホタルイカは産卵のために3?6月に群れをなして富山湾に押し寄せるのですが、
ほとんどが腹に卵をもった雌で、雄は数千尾に1尾しかいないといいます。
雄は雌よりやせ形で華奢、
11月?2月に交接を済ませると雌よりも早く死んでしまうのだそうです。

産卵期の雌は昼は水深200mの海底付近で生活し、
夕方から夜中にかけて浮上し産卵します。
未明には潮の満ち引きによって沖に戻れなくなったホタルイカが
波打ち際にたくさん打ち上げられていることがあり、
これを地元では「ホタルイカの身投げ」と呼んで春の風物詩になっています。

飛騨の食文化は富山の影響も大きく 魚はほとんどが富山から仕入れられます。
走りのホタルイカはボイルして酢味噌でご賞味ください。

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