真夏の夜のコンサート

夏の恒例となった”真夏の夜のコンサート”

今年は722日です。

 

世界遺産の白川郷とは

泉鏡花の不朽の名作”高野聖”の舞台でもある天生(あもう)峠で境界を挟む

“飛騨かわい”。

 

林業が主な生業の人口1100人の地域です。

 

そんな小さな集落とも呼べる地域の

可動式の観客席で収容300名がやっとの多目的ホールで

毎年継続して一流の奏者によるリサイタルが続けられています。

 

 

取り仕切る金木博幸さんは東京フィルハーモニー交響楽団の首席チェリスト。

クラシック界に沢山の人材を輩出されている桐朋学園のご出身で

その幅広い人脈から、今回はそれぞれにご活躍をされている11人のお仲間とで

7月22日の夕刻に開催されます。

 

奏者の方々のボランティア精神と、行政さんのバックアップがあって

入場料はナント2000円(しかも高校生以下は無料)という破格値。

 

会場も『友雪館』という豪雪地帯ならではのネーミングだけでなく

貯雪冷房システム(氷室から融雪水を使って冷気を館内に送り冷房)

太陽光発電システム

という自然との共生を考慮した施設で

大自然をバックにした奏者さんたちのプレイに耳を傾けながら

おおらかな気持ちになれること請け合いです。

 

前半は、ステージ背景に飛騨の森林を望みながら、

後半はロビーで臨場感たっぷりの演奏をお楽しみください。

 

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